2020-04-29 抗う 詩 指先に触れる銀の糸 目に刺さるそのきらめきは ぐるぐる回る星くずを 全部集めて消えていく 流れる星に願うのは なんの意味もないことか それでも2回手を伸ばしては 負けて涙が顔を出す 犯人のいない殺人事件 謝ったってしょうがない 自分の血液 見えた頃には もう透明になり始めている